角屋は、島原開設当初から連綿と建物・家督を維持しつづけ、江戸期の饗宴・もてなしの文化の場である揚屋建築の唯一の遺構として、昭和27年(1952)に国の重要文化財に指定されました。
揚屋とは、江戸時代の書物の中で、客を「饗すを業とする也」と定義されているところによると、現在の料理屋・料亭にあたるものと考えられます。饗宴のための施設ということから、大座敷に面した広庭に必ずお茶席を配するとともに、庫裏と同規模の台所を備えていることを重要な特徴としています。
所蔵美術品では、昭和58年(1983)に蕪村筆「紅白梅図屏風」が重要文化財に指定されました。また、平成元年(1989)には財団法人角屋保存会が設立され、以来、角屋の重要文化財建造物と美術品等の保存と活用がおこなわれています。さらに平成10年度からは、「角屋もてなしの文化美術館」を開館して、角屋の建物自体と併せて所蔵美術品等の展示・公開を行うことになりました。
角屋もてなしの文化美術館
館長 中川清生
料金改定につきまして
角屋もてなしの文化美術館は、平成10年4月14日の開館以来、見学料の値上げをしておりませんでした。今般、27年ぶりに、重文角屋2階座敷(要予約)特別公開の入場料を下記の通り引き上げることといたします。
2階座敷(要予約)入場料
一般 800円→1,000円 中高生 600円→700円
*2階座敷ご見学には、予約と1階の入場料が必要です。
1階入場料 変更なし
したがいまして、2階座敷をご見学いただく場合は、1階部分の入場料と合わせて一般(大学生を含む)2,000円、中高生1,500円となります。但し、1階のみのご見学は、従来どおり一般1,000円、中高生800円、小学生500円でございます。
2026年4月から文化財耐震調査が行われ、厳しい運営となりますので、何卒ご理解賜りますよう伏してお願い申し上げます。
開催期間と 休館日 |
3月15日〜7月18日の金曜日〜日曜日・祝日
*月曜日〜木曜日休館 ただし祝日の場合は開館
秋季の日程は未定、決定次第お知らせします。 |
開館時間 |
午前10時〜午後3時30分(受付終了) |
入場料金 |
重要文化財「角屋」1階(台所・大座敷)および展示室
一般(大学生含む)1,000円 中高生 800円 小学生 500円
特別公開 重要文化財「角屋」2階座敷(要予約・1階の入場料のほか下記別途料金必要)
一般(大学生含む)1,000円 中高生 700円
*小学生以下はお断りしています。
*2階のみの見学不可 |
人数制限と 案内時間 |
文化財保護の観点から、1,2階とも定時案内制とさせていただいております。ご自由にはご覧いただけませんが、ガイドがご案内いたします。
重要文化財「角屋」1階(座敷・台所・玄関口等) 1日6回の定時案内制 予約不要
案内開始時間:@10時30分 A11時30分 B12時40分 C13時30分 D14時30分 E15時30分
*各回20名程度、所要時間30分程度
特別公開 重要文化財「角屋」2階座敷 1日4回の定時案内制 要予約
案内開始時間:@10時15分 A13時15分 B14時15分 C15時15分
*各回15名まで、所要時間約30分、1階ご見学時間と合わせて約1時間程度
*2階のみの見学不可
*写真撮影不可 |
当館は新型コロナウイルスおよびインフルエンザ等感染症の予防と文化財保護に努めながら公開を行っております。多くの方に安心してご見学いただけるよう、人数制限および案内時間の設定にご理解とご協力いただけますようお願い申し上げます。